仙人温泉行

9月14日に仙人温泉小屋に入り、連日の雨にたたられて動くに動けず、17日ようやく翌日の天候が回復するとの天気予報で、池の平小屋にむかって雨の中を登った。
18日は天気予報どおりに朝から快晴となり、池の平小屋をチンネに向って出発できたわけだが、はじめの目的であった左稜線からピークに立ってのギター演奏は時間的に無理と判断し、池の谷乗越し側の下降路をアプローチに選んだ。3Pでチンネのピークに立った。
八つ峰からクライマーの声は聞こえたものの、それ以外は風の音さえない静寂の中で、高橋重夫さんのギターが冴え渡り、岩に染み入るような調べであった。
感動した。
演奏を終え、すぐさま下山を開始、仙人温泉小屋にはお客さんが待っているはずだから帰らないわけにはいかなかったのだ。なんとか夕暮れの6時には温泉小屋に到着することが出来た。
翌日、私と今井ガイドは早朝に飛び起きて帰京の途についた。
しかし、しかし、初めて仙人温泉から仙人ダムに向って降りてみたが、「雲切り新道」は前の仙人温泉から阿曽原に降りる道より遥かに危険が一杯の道であった。入山時には、旧道の方を使ったため分からなかったが、こりゃ登山道というよりも藪をはらっただけの箇所が一杯ある、関西電力の鉄塔見まわり用の道の方が余程整備が行き届いていると思った次第である。怪我人が出なければいいが。
入山には、旧道と書いたが、一部関西電力の鉄塔見回り用道を通ったら、「くまんばち」に襲われてしまった。前を歩く今井ガイドには全く見向きもせずに、私に3~4匹のハチが足のまわりを刺してきた、手で払ったが、次の瞬間、ガツン、という表現がピッタリの痛みが尻にあり、お尻を刺された。黒のパンツを穿いていたためらしい。その日は痛くて倒れるかと思ったが、現在は痒みに襲われている。
いろいろ、ありました。