結構苦労したNTTのPS-S300NE回線接続

引越しをする去年より何年も前からNTTのPS-S300NEを使っていたのだが、これとは別途にSoftBankの光回線用ルータも使っていた。この地域はSoftBankの使用者が少ないためか管理コストがかさむのだろう、SoftBank側からNTTの光回線で、ルーターだけSoftBankのものを使用してくれと言ってきた。選択の余地がなく、この地域は全部そうするようなのでそれに従った。しかし、NTTに金を払って、プロバイター費用はSoftBankに払う、その他にも固定回線(IP固定)を別途に他社と契約していたため、ここですっきりさせておきたいと考えてSoftBank系は一切撤去しようと考えた。

NTTのPS-S300NEだけで固定のプロバイダーに繋がるはずであるからである。

ところが、これが食わせ者と言うかプロ仕様の機械というか、解ってしまえばどうと言うことのないことが使用マニュアルに全く書いてない。書いたマニュアルがあるのかもしれないがそんなものを捜していたらいつまでたっても繋がらない。

絶対繋がるはずだとの思いで、いろいろ試してみた。まずどんな現象かというと、家のサーバにLAN内の私のPCからアクセス出来ないので、自宅のサーバが公開できていないと私自身が思い込んだ。しかたなく、サーバを止めて一ヶ月放って置いた。よって、ストリーミングサーバが公開されない状態が一ヶ月続いたわけです。その間、今井のオヤジは「勝野も金がなくなってサーバが借りられなくなったか」と思ったようである。笑い話ではあるが気を使わせてしまった。

私の机とPCとサーバ2台(黒、左はWin2008Server、右はubuntu12.04)
右端はPC(win7)、モニターは古い。

しかし、仙人小屋の新年の挨拶をハイビジョンで流すにはストリーミング以外に方法はないなと思い直して、再度試みる、結果は前と同じ。しかたなく、LANの基礎から勉強しなおすことにして試行錯誤を重ねて二日目、ようやく元通りに公開とLAN内からもアクセスが可能となった。最初から、サーバは公開されていたのだが、LAN内からアクセスできなかったので私が気づかなかっただけなのだ、なんともお粗末。どうしたかというとPINGでIPを打つと確実に通っているのだが、ドメインで打つと通らない、つまり名前解決が出来ないということが解った。もしや見えてるのかと思い、外部のプロキシを通すと見えてる。ということは、公開されてるじゃん。今井のオヤジに電話して、「うちの動画見えてるか?」と聞いてみた。「見えてるよ!」なーんだ見えてないのは、俺だけか。そうと分かれば話は簡単、LAN内に名前解決の手段を構築するしかない。DNS(ドメインネームサーバ)をセットすれば解決するはずである。これはやったことがなかったので、約半日掛かってしまった。なんだこの数値は、ってところから調べなくてはならなかったが意外と簡単にセットが完了して、あっけなく問題は解消。現在は以前どおりに自宅から自分のサーバも見えるようになりました。なんか不親切なNTTの洗礼を受けたような思いでした。

中央道笹子トンネル

笹子トンネルの事故は、驚いたが、はっきり言って施工や管理のミスというよりも設計ミスだね。当時から建築学会と土木学会はそれぞれ別の仕様書を用いていて、土木学会の方がコンクリート使用方法が多種で自由な使い方をしていたが、こんな使い方をしていたとは想像もしていなかった。これは抜けるって当時から知っていた人が居るはずである。

コンクリートに釘を打ってそれの引き抜き強度なんかゼロに等しいと考えるべきで、増してや炭酸化と収縮のすすむコンクリートにエポキシでくっつけたからと言って長期のスパンで考えると豆腐に針を刺したようなものだ。

コンクリートは圧縮方向で構造物を構成するものであって、躯体そのものであっても引っ張り強度は非常に弱く、アンカーボルトを埋めて構造物を吊るといった材料ではない。

管理の方法も、周りを叩いてチェックしていた映像があったが、あれも問題だ!チェックの方法は、設計段階でどの方法が確実なチェツク方法かを確認しておく必要があるが、とてもコンクリートを知っている者が行う方法とは言えない。というのは、どんなに強度の高いコンクリートでも崩壊させる方法というのがある。それはコンクリート強度以上の力を加えることで崩壊させるのではなく、弱い力でコツコツと叩く事によって崩壊させる。こうすると材料(砂利、砂、水和化合物)がそれほど損傷なく崩壊させることが出来る。

つまり、それと同じことをやってチェックしているということになる。

さて、どうしたものかと考えると、設計ミスを認めて全撤去するか、あるいは真上のアンカーに強度を求めないような補強をしてやる必要がある。管理方法も当然考え直す必要がある。

まず、コンクリートがどの程度炭酸化していて、どの程度収縮しているかを調べる必要がある。炭酸化は簡単に調べることができるが、収縮については推定値しか出ない。しかし、相当の確度で推定できるのでやる必要がある。現場のコンクリートを採取して化学分析し施工当時の水セメント比を推定してやる、設計強度で推定するのは殆んどあたらない。水セメント比と経年の収縮の相関から現在のコンクリートの収縮を推定する。そのうえでアンカーボルトの引き抜き強度を推定する。恐らく殆んど強度は無くなっているだろうな。でもこれがきちんと出来るのは日本に何社もねえだろうな。収縮だけを考えると、いまの時点で真上にアンカーを埋めると施工当時よりも強度低下を起こさないだろう。でもそんなことは考えないことだ。

これが、コンクリートの専門屋としての意見である。しかし、お粗末だね。